セキュリティ

国内で安全に使える Inference を、説明可能な形で提供します。

国内運用体制

サービス運営は 合同会社 HCloud(HCloud Ltd)が行います。サポート窓口は日本語、請求は円建てです。

ゼロデータ保持(ZDR)

プロンプトおよび生成本文はサービス側に保存しません。課金と監査に必要なメタデータ(モデル、トークン数、料金、レイテンシ、API キー ID)のみを利用ログとして保持します。

ここでいう「保存しない」は、リクエストの処理後に本文およびそれから導出された状態が、取り出し・開示・再利用が可能な形で残らないことを指します。推論の実行中は GPU メモリ上に KV キャッシュ(入力を数値表現へ変換した処理中の状態)が生じますが、ディスクへは書き出さず、API キー単位で分離し、読み出すための機能も設けていません。条件はプライバシーポリシー(第 3 条)に定めています。

トライアルキー発行時は不正利用防止のため IP アドレスを保存します(最大 90 日で削除)。

推論基盤

推論に用いる基盤はモデルにより異なります。kimi-k3 を除くモデルでは、推論に用いる GPU を当社が保有し、当社が運用しています。計算資源の運用主体が単一であるため、責任の所在が明確です。

kimi-k3 は TEE(信頼実行環境)を用いた分散 GPU 基盤で実行します。仕組みの詳細はTEE を用いた分散 GPU 基盤をご覧ください。

認証

コンソールは Hanko によるパスキー / メール認証。API は hai_ プレフィックスのキー(SHA-256 ハッシュ保存)で認証します。

よくある質問

推論はどこで行われますか。プロンプトが国外へ送信されることはありますか。

推論に用いる基盤はモデルにより異なります。kimi-k3 を除くモデルでは、推論に用いる GPU を当社が保有し、当社が運用しています。プロンプト本文および生成本文は、モデル提供元を含む国外のサーバーや外部事業者の API へ送信することなく、当社の管理下で処理が完結します。モデル提供元の API を中継する構成ではありません。

kimi-k3 は TEE(信頼実行環境)を用いた分散 GPU 基盤で実行します。仕組みの詳細はTEE を用いた分散 GPU 基盤をご覧ください。

詳細はセキュリティおよびプライバシーポリシー(第 4 条)をご覧ください。

プロンプトや生成結果は保存されますか。学習に使われますか。

保存しません(ゼロデータ保持 / ZDR)。学習やチューニングにも使用しません。課金と監査のために保持するのはメタデータ(モデル名、トークン数、料金、レイテンシ、API キー識別子)だけで、本文は含みません。

例外はトライアルキーの発行時に不正利用防止のため保存する IP アドレスで、これも最大 90 日で削除します。取得する情報の一覧はプライバシーポリシーに記載しています。

推論の実行中にメモリ上へ生じる処理状態の取扱いはプロンプトキャッシュ(KV キャッシュ)の項目をご覧ください。

プロンプトキャッシュ(KV キャッシュ)は使われますか。ZDR と矛盾しませんか。

推論の高速化のため、サーバーの揮発性メモリ(GPU メモリおよびホストメモリ)上の KV キャッシュを使用します。これはプロンプトの文字列を保存する仕組みではなく、入力を数値表現へ変換した処理中の状態を短時間だけメモリ上に置くものです。ディスクへは書き出さず、API キー単位で分離しているため、他の利用者のリクエストの処理に用いられることはありません。参照・書き出しのための機能を設けていないため、当社の従業者を含め内容を読み出せません。

当社は ZDR を「リクエストの処理後に、プロンプト本文・生成本文およびそれらから導出された状態が、取り出し・開示・再利用が可能な形で残らないこと」と定義しており、KV キャッシュはこの定義に反しません。推論の実行以外の目的(学習・チューニング・品質改善・分析)には使用しません。定義と条件はプライバシーポリシー(第 3 条)に記載しています。

ZDR 方針を契約書面で明文化してもらえますか。

可能です。法人でのご利用では、利用規約とは別に個別合意書または DPA の形で明文化できます。書面化そのものに追加費用はいただきません。想定利用量とご希望の契約形態をサポート窓口までお知らせください。

個人情報を含むテキストを送信した場合、個人情報保護法上の「外国にある第三者への提供」に該当しますか。

kimi-k3 を除くモデルでは、推論は当社が保有・運用する GPU 上で完結し、プロンプト本文および生成本文をモデル提供元等の外部へ転送しないため、当社の整理では「外国にある第三者への提供」に該当する処理は発生しません。

kimi-k3 は TEE(信頼実行環境)を用いた分散 GPU 基盤で実行します。当該基盤では、リクエストを受け付けるアプリケーションを含めて TEE の内側で処理され、基盤を運用する事業者が処理中のプロンプト本文および生成本文を読み出せない構成です。当社は、基盤を運用する事業者がプロンプト本文および生成本文を取り扱わないことを前提としているため、個人データの第三者提供には該当しないものと整理しています(個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドラインに関する Q&A」7-53 参照)。ただし、これは当社の見解であり、最終的な法的評価はお客様の個人情報保護のご担当または顧問弁護士へご確認ください。

kimi-k3 の推論に用いるノードの所在国について、当社はこれを特定することができません。詳細はプライバシーポリシー(第 4 条)をご覧ください。

なお、アカウント情報・決済(Stripe)・アクセス解析(Google Analytics 4 および自社運用の PostHog)・広告の効果測定(X ピクセル)・通信経路上の保護(Cloudflare)は推論本文とは別の処理で、プライバシーポリシー(サブプロセッサーを含む)に記載の範囲で取り扱います。

利用規約やプライバシーポリシーが変更されるときは通知されますか。

ユーザーの権利義務に影響する重要な変更については、適用日の 2 週間前までに本サイト上で告知します(利用規約に定めています)。更新通知(メール)を購読中の場合は、あわせてメールでもお知らせします。購読の切り替えはコンソールの「設定」から行えます。

API キーはどのように保護されていますか。

API キーは SHA-256 ハッシュで保存し、平文は保持しません。キー全体を表示するのは作成直後の画面のみで、再表示はできません。漏洩が疑われる場合はコンソールからいつでも無効化できます。コンソール自体の認証はパスキーまたはメールリンクです。

セキュリティチェックシートへの回答や、導入前の個別相談はできますか。

承ります。サポート窓口(contact@hai.hcloud.ltd)またはサイト右下のサポートウィジェットからご連絡ください。

料金・API についてのご質問はよくある質問にまとめています。