お知らせ

Claude Code で thinking がエラーになる問題を修正しました

qwen3.8-27b-uncensored に思考(thinking / reasoning_effort)を有効にしたリクエストを送ると、エラーになる問題がありました。2026 年 9 月 5 日に修正済みです。ご不便をおかけし申し訳ありません。

影響が出ていたのは 2026 年 9 月 3 日 15 時から 9 月 5 日 18 時までです。とくに Claude Code から ultrathink を使った場合に発生していました。

症状

思考を有効にしたリクエストが、次のエラーで失敗していました。

{
  "type": "error",
  "error": {
    "type": "invalid_request_error",
    "message": "Invalid request (param: thinking)"
  }
}

Claude Code では API Error: 400 Invalid request (param: thinking) と表示されます。

同じリクエストが成功することもありました。 qwen3.8-27b-uncensored は複数の GPU に処理を分散していますが、影響を受けるのはそのうち 1 台でした。当たった GPU によって成否が変わるため、「たまに失敗する」「再送すると通る」という形で現れます。

そのため、お客様の設定に問題があるように見えていました。原因は HAI 側にありました。設定を見直しても解消しなかった方には、お手数をおかけしました。

影響範囲

対象は qwen3.8-27b-uncensored思考を有効にして送ったリクエストです。

リクエスト 影響
thinking.budget_tokens に 4,096 以上を指定(Claude Code の ultrathink など) 失敗することがありました
reasoning_effort: "high" / "minimal" / "max" を指定 失敗することがありました
reasoning_effort: "xhigh" / "medium" / "low" を指定 影響ありません
思考パラメータを指定しない 影響ありません

他のモデルは影響を受けていません。

Claude Code の ultrathink は thinking.budget_tokens に大きな値を送るため、この条件に該当していました。一方、通常の会話では思考パラメータ自体が送られないため、影響を受けていません。「ultrathink のときだけ失敗する」という形になっていたのはこのためです。

原因

思考の指示は、モデルごとに決められた語彙(xhigh / medium / low など)に変換してからモデルへ渡しています。

9 月 3 日に qwen3.8-27b-uncensored の処理能力を増やすため GPU を 1 台追加しました(推論基盤の増強)。このとき追加した GPU に載せたモデルだけが、想定外の語彙を受け取ると処理を中断する設定になっていました。既存の GPU は同じ語彙を問題なく受け付けるため、追加した 1 台に当たったリクエストのみが失敗していました。

この語彙の変換は、お客様が送った値をそのまま渡すのではなく、HAI 側で読み替えています。その読み替え結果が、追加した GPU が受け付ける範囲から外れることがありました。

なお、同じ趣旨の制限は 8 月 19 日にも一度お知らせし、8 月 22 日に解消済みとしていました(当時の告知)。今回は GPU を増設した際に、その対策が新しい 1 台へ引き継がれていなかったことによる再発です。解消済みとお伝えしていた事象を再び発生させてしまい、重ねてお詫びします。

対応

追加した GPU 上のモデル設定を、他の GPU と同じ範囲を受け付けるよう修正しました。想定外の語彙を受け取った場合も、処理を中断せず最も近い値として扱います。

修正後、思考量の指定として使われる値をすべて実機で確認し、いずれも正常に応答することを確認済みです。

併せて、構築手順側にも次の 2 点を入れています。

今回のように「一部の GPU だけ挙動が違う」状態は、再送で解消してしまうため気づきにくく、切り分けにも時間がかかります。GPU の追加時に同じ見落としが起きないようにしました。

課金への影響

失敗したリクエストは課金されていません。

課金は完了したリクエストの usage のみを対象としています。このエラーはモデルが応答を生成する前に発生しているため、トークンは消費されていません。

お客様側の対応

必要な変更はありません。

モデル ID・エンドポイント・API キー・単価はいずれも変更していません。思考パラメータの指定を変えていた場合も、元に戻していただけます。

export ANTHROPIC_BASE_URL=https://hai-api.hcloud.ltd
export ANTHROPIC_AUTH_TOKEN=hai_...
export ANTHROPIC_MODEL=qwen3.8-27b-uncensored
export ANTHROPIC_SMALL_FAST_MODEL=deepseek-v4-flash

ultrathink を含め、思考量の指定はそのままお使いいただけます。

単価とモデル一覧は料金ページ、思考パラメータの仕様はドキュメントに掲載しています。

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