リリース

法人契約者限定のセキュリティ特化モデル Cyber Frost 3.8 を追加しました

cyber-frost-3.8 を追加しました。Blackfrost-AI が公開した、セキュリティ業務向けに調整された Cyber Frost 3.8 です。単価は入力 ¥1,200 / 出力 ¥2,000(1M tok・税込表示)で、HAI のモデルの中で最も高い価格帯です。

このモデルは法人向け年額前払いコミットをご契約のお客様に限定して提供します。料金ページとモデル一覧には他のモデルと同じく掲載しますが、ご契約のないアカウントから呼び出すと 403(permission_error)を返します。ご契約期間中は、API キーや設定を変えることなく他のモデルと同じように指定できます。

特徴

セキュリティ業務での誤った拒否を減らす

脆弱性の再現、マルウェア解析、検知ルールの作成、インシデント対応では、一般的なモデルが語彙だけに反応して回答を拒否することがあります。Cyber Frost 3.8 は、そうした業務で技術的に率直な回答を続けることを目標に調整されています。Blackfrost-AI のモデルカードでは、偵察と OSINT、Web アプリケーションと API、Active Directory、コンテナと Kubernetes、サプライチェーン、マルウェア解析、脅威インテリジェンス、LLM エージェントの安全性といった領域を学習範囲に挙げています。

拒否が減ることは、出力の正確さや安全性を保証するものではありません。モデルカード自身が「認可は外部の統制であり、モデルは対象の所有権や交戦規定を判断できない」と明記しています。HAI ではこの前提を踏まえ、契約関係のある法人のお客様に限定して提供します。

Qwen3.8-Flash-Next 系の 180B MoE

ベースは Qwen3.8-Flash-Next で、総パラメータ約 180B のうちトークンごとに 512 のエキスパートから 10 を選んで使う MoE です。48 層のハイブリッド構成(線形注意と全注意)に、投機的デコード用の MTP ヘッドを 1 層持ちます。モデルカードは Hugging Face(Qwen Community License 1.0)にあります。

テキスト専用

入力はテキストのみです。画像・動画・ファイルには対応しません。

ベンチマーク

Blackfrost-AI は、この重みについて標準的なサイバーセキュリティ能力ベンチマークのスコアを公表していません。モデルカードは「CyberMetric、SecBench、MMLU、HumanEval、IFEval のいずれのスコアも主張しない」と明記しており、拒否挙動の評価は能力の測定に代わるものではないとしています。HAI としても第三者評価の数値は持ち合わせていないため、本記事にはベンチマークの表を載せていません。

使い方

model に cyber-frost-3.8 を指定します。

curl https://hai-api.hcloud.ltd/v1/chat/completions \
  -H "Authorization: Bearer hai_..." \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{
    "model": "cyber-frost-3.8",
    "reasoning_effort": "high",
    "messages": [{"role":"user","content":"このSigmaルールの誤検知を減らす修正案を出してください"}]
  }'

思考の長さは reasoning_effort で指定できます。low / medium / high / xhigh を受け付けます。

注意点

単価とモデル一覧は料金ページ、モデル ID とセットアップ手順はドキュメントに掲載しています。

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